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野球少年 大谷翔平

エンジェルスの大谷の活躍が止まらない。スポーツのジャンルを超えて、連日のニュースは大谷一色だ。今まで見たこともないパフォーマンスを繰り広げる彼に、アメリカ人もすっかり魅了されてしまった。ホームのアナハイムでは連日のようにMVPの大歓声が起こっている。


大谷のプレイを見ていると、いつも楽しそうだ。野球が好きで好きでたまらない「野球少年」そのままだ。小さい頃、投げて、打って、走って、暗くなるまでボールを追いかけた少年の姿がそのままボールパークにあるようだ。「今日は何をしてくれるだろうか?」とファンはいつもワクワクしながら彼のパフォーマンスを食い入るように見つめている。役割分担が徹底し、面白味がなくなったメジャー野球に、間違いなく新風を吹き込み、それもただの風ではなくハリケーンのようなMLBの常識をひっくり返すような大きな風となりつつある。





野茂は独特のトルネード投法で、当時ストライキで低迷していたメジャーの救世主と言われ、ファンを球場へ再び向かわせた。イチローの考える野球は、失われていた緻密な野球を思い起こさせ、前人未踏の数々の偉業を成し遂げた。大谷の二刀流は既にアメリカ人の度肝を抜いてしまって、果たしてこれからどうなるかは想像もつかないが、このまま行けば確実に偉大な二人の先輩に負けない存在になるだろう。いつまでも彼のプレイを見ていたいファンにとっては、くれぐれも怪我のないよう、身体のメンテナンスを怠らないことを願うばかりだ。




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