top of page

個性を活かす時代


「好きこそものの上手なれ」という諺があります。好きなことに熱中すれば、楽しいし、疲れも感じず集中でき上達が早い。およそ専門的な仕事をしている人は、少なからずこれを実践している人達でしょう。小さい頃から食べることが好きだったら料理人に、音楽が好きだったら歌手とか演奏者になっているかも知れません。ご多分に洩れず、漫画全盛期に育った私は、好きな漫画を夢中になって描き、図画工作が得意でした。子供の頃「好き」だったことが、大人になれば自然の流れのように「生業」となっていく。


ここまでは理想的な人生ですが、そんな簡単にはいきません。好きなことを仕事にするのは幸せことですが、そこで成功するのはとても難しいことです。料理人やデザイナーを目指している人もたくさんいるでしょう。その厳しいプロの世界で切磋琢磨して、競争に勝っていかなくてはなりません。それにはやはり自分の「好き」をもっと磨いて、プロでも通用する「個性」に変えていくことです。専門的な知識や技術を身につけ、その上で誰もマネのできない「個性」を発揮する。好きであれば、探究心や向上心も自然に生まれてきます。


元々デザインは個性を重視する仕事ですが、これからはより個性的で、高いレベルのクリエイティブが求められるようになります。現在は誰でも情報を発信できる時代です。それは自分の「個性」を全面に押し出して生きていく時代なのです。やっと日本でも他人と同じではなく、違うことが価値を持つ時代が来たと思っています。あなたも自身の「個性」を活かして未来を描いてください。







#グラフィックデザイン #個性を活かす #オリジナリティ #個性の時代 #好きこそものの上手なれ #クリエイティブ

Comments


bottom of page